CFF×SPROUT 短編映画上映祭【1プログラムのみ鑑賞チケット】
2025/07/26 12:00までキャンセル無料
『CFF×SPROUT 短編映画上映祭』 ◆ 1プログラムのみ鑑賞チケット ◆ こちらのイベントページでは、下記上映プログラムの中から《1プログラムのみ》鑑賞いただけるチケットとなります。 複数のプログラムをご鑑賞希望の方は、お得な「全プログラム鑑賞可能チケット」をご購入ください。 お間違えのないようお気をつけください。 ご不明点などお気軽にページ下部「TOIROG(トイログ)」までお問い合わせください。 --------------------------------------------- “映画を「鑑賞」する映画祭” このコンセプトで2023年から毎年3月に開催してきた「CFF (Clay's Film Festival)」 今回は、浅草のシアター「Theater SPROUT」とともに新たな短編映画上映祭を開催します。 本イベントでは、Peter Clay監督の作品に加え、これまでの映画祭で出会い、 心を動かされた素晴らしい短編映画の中から厳選した6人の監督の作品を上映します。 「Theater SPROUT」の165インチ巨大スクリーンと7.1.4ch Dolby Atmos®による本格的な立体音響が織りなす空間で、胸を打つショートフィルムを是非「鑑賞」してください。 【会場】 Theater SPROUT(東京都台東区松ケ谷3-1-12 2F) →つくばエクスプレス 浅草駅 A2出口より徒歩5分 →銀座線 田原町駅 エレベーター口(浅草行)より徒歩10分 【会場設備】 ・165インチの大画面による迫力ある映像体験 ・7.1.4ch Dolby Atmos®による没入感のある音響体験 ・最大30名まで利用可能な贅沢なプライベート空間での鑑賞 【上映プログラム】 ◉プログラム1◉ 13:00~14:00 『Ding Dong Ditch』(11分) 監督:chavo Instagram:https://www.instagram.com/chavophoto/ 『+、◯◯で逢えたら(仮)』(20分) 監督:西野波音 Instagram:https://www.instagram.com/araikawakoji/ ◉プログラム2◉ 14:00~15:00 『Private』(8分) 『404』(4分)※対話型鑑賞のため計2回上映 監督:Peter Clay Instagram:https://www.instagram.com/peterclay_official ◉プログラム3◉ 15:00~16:00 『マチコの部屋』(18分) 監督:鬼木幸治 X:https://x.com/xiopamine 『ナウ』(8分) 監督:沖田かおり X:https://x.com/fromokita ◉プログラム4◉ 16:00~17:00 『Private』(8分) 『404』(4分)※対話型鑑賞のため計2回上映 監督:Peter Clay Instagram:https://www.instagram.com/peterclay_official ◉プログラム5◉ 17:00~18:00 『駆け抜けたら、海。』(17分) 監督:十川雅司 Instagram:https://www.instagram.com/tenrivers.film/ 『ホノルル』(20分) 監督:村口知巳 HP:https://www.small-warsounds.com/ 【CFF映画祭テーマ】 2025年の今、映画を本当の意味で「鑑賞」してない人が増えていると感じます。 私が幼かった頃とは、映画というものの価値観が大きく変化しました。 VHSがDVDに、DVDがデータに。TSUTAYAがサブスクに、劇場からスマホに。 世の中に映画が増えていくと同時に、映画を観られる環境が増え、テクノロジーの進化により、更に増加していく一方です。 こう言ってる私もサブスクは利用していて、確かに便利で、映画業界がこうなることも必然だったかもしれません。 ですが、技術が上がっていくと同時に、 何か大事なものを置き去りにしてしまっているのではないか、 とも思います。 劇場の大きなスクリーンに映し出される壮大な映像。 胸を打つ程の、大音量のサウンド。ポップコーンの香り。 初めて劇場で映画を観たときの感動は、今でも忘れられません。 人間は、慣れてしまう生き物です。 慣れていくことや「当たり前」になっていくということには、 必然でありながらとても怖い側面があると感じます。 なぜなら「慣れ」というものは、 人の成長を阻害するものになり得るからです。 スマホを開いて『NETFLIX』や『U-NEXT』を開くだけで、 何万作品もの映画が見放題なのが当たり前、加えて今では一時停止や早送り、10秒飛ばしも当たり前。 そしてもはや観てもいない、『ファスト映画』さえも当たり前になってきています。 これらが普及したこの現代社会においては、「映画」そのものの価値が見失われつつあると感じます。 これは本当に悲しいことです。 ましてや自主制作映画となると、鑑賞者側の反応はあまりよくありません。 人々は超大作を片手で観ることに慣れてしまっているし、 まだ観てもいないのに「低予算だから」「クオリティが低いから」と、知ろうともせずに撥ねつけられてしまいます。 このような鑑賞者一人ひとりの意識を変えるというのは不可能で、強要するものでもありませんが、 これからの映画業界を支えていく映画作家たちの素敵な作品を、この日くらいは「鑑賞」してほしい。 そんな思いから、映画祭『CFF』を開催するに至りました。 劇場とは、本当の意味で映画を鑑賞することの出来る唯一の場所であると思っています。 私の行動で何がどう変わるかは分りませんが、 ご来場者様一人ひとりに、少しでも心で何かを感じていただけますように。 私たちは弱く、当たり前に流されてしまいがちです。 本質的な意味で人間は1人だから、何事も「当たり前」にしてはいけないと思っています。 映画を「鑑賞」し、心で感じる。 そんな大切なことを思い出せる映画祭をこれからも開催していきます。